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海苔の歴史は古い。日本で最初の法律書である大宝律令(701年)には、朝廷への調(税の一種)として29種類の海産物が挙げられており、そこに海苔も含まれていました。海苔は魚や貝に並び、海藻の中では最も高級品の扱いだったようです。710年、平城京が開かれると市が設けられ、そこには海藻類を売る「にぎめだな」(たな=店)が、続く平安京の市にはそれに加えて、海苔や昆布を佃煮のように加工したものを売る「もはだな」が設けられました。しかし、海苔が市場で売られていたとはいえ、やはり庶民には高嶺の花で上流階級である貴族のごちそうだったようです。また、987年頃に書かれた「宇津保物語」には、甘海苔や紫海苔といった具体的な名称で海苔が登場します。 |
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「海苔の日」というのがあるのをご存じですか。2月6日が、その日にあたります。 歴史について詳しくは、海苔の歴史をごらんください。
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